新コーナーです

Topics

子宮頸がんワクチンについて

  子宮頸がんワクチンは、平成25年4月から定期接種となりましたが、6月からは副反応についての情報提供が十分にできないことから、積極的な接種の推奨は控えることとなりました。希望者への接種はできますし、定期接種としての健康被害救済の対象になります。
  
  このワクチンは子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウィルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。一度も性交渉での感染の機会がない女性が定められた期間に3回接種することで高い効果が得られます。しかし、ワクチンに含まれるのはHPVの中の2つあるいは4つの型だけの効果ですし、20歳をすぎたら年一回は子宮頸がんの検査を受ける事が必要です。

  成熟期では感染しても自己免疫力によって対応できることも多いのですが、10歳代ではその仕組みがうまく働かないようです



   将来の自分の健康のために、性交渉をもつことについてよく考えましょう。
   ワクチンを接種しても、コンドームの使用、定期的受診・検診は必要です。